歯石は非常に大変!定期的に歯医者さん通いが必要

    前回は、筆者の経験を踏まえ、デンタルクリーニング、すなわち、PMTC(Professional mechanical tooth cleaning;歯面清掃、歯石除去)を3か月に一度の頻度でおこなったことが歯周病や虫歯の予防に役立ったことを記しました。

また、統計的なデータからも、歯磨きだけでは不十分であり、デンタルクリーニングへ通い続けることが、老人になってから自分自身の歯を残すことに有効であることを示しました。

ireba_ojiisan[1]デンタルクリーニングの際には、歯の定期検診だけでなく、歯磨きのブラッシングの指導が行われることがあります。

歯磨きには、人それぞれ、癖があるものだと思われます。癖を矯正することは難しいことです。おそらく、歯磨き指導を受けても、数日もすれば元通りの歯磨きのやり方に戻ってしまい、相変わらず歯と歯の間の歯磨きが不十分で歯垢が付着しやすく、その結果として、歯石ができてしまうことがあることでしょう。

3か月に一度デンタルクリーニングへ通うことにより、歯磨きのブラッシング指導をしつこく受けることで、少しずつ、歯磨きのよくない癖が矯正されることも期待できると思われます。

歯の定期検診では、虫歯は無いか、歯茎の状態や歯周ポケットの深さは、義歯や詰め物の状態はなどの観点で観察されます。

歯磨きのブラッシングの癖を矯正することで、歯垢が付きにくくなることも期待されますので、歯科医や歯科衛生士のアドバイスに耳を傾けることは大事です。

歯の定期検診では、歯周ポケットの深さが測定されます。歯周ポケットの深さは、歯垢や歯石が付着すると深くなります。



また、歯周ポケットから出血が見られるケースがありますが、その際も、歯垢や歯石の付着と関係しています。歯石や歯垢を取り除くことにより、歯周ポケットが深くなることや、炎症による出血を抑えることができます。

デンタルクリーニングでは、研磨剤を使って、歯の表面が磨かれます。コーヒーやお茶などによる着色を取り、歯を白くする効果も当然あるのですが、歯の表面を磨いてつるつるにすると、歯垢がつきにくくなるという効果もあるのです。

3か月に一度のデンタルクリーニングは、歯科先進国のスウェーデンでは推奨されています。おそらく、3か月に一度のデンタルクリーニングがいいことは統計的なデータから実証されているのでしょう。

しかしながら、3か月に一度のデンタルクリーニングの頻度は、ひとつの目安です。歯の状態により、個別に、デンタルクリーニングのあるべき頻度が決められると思われます。

デンタルクリーニングの頻度については、歯科医師と相談されるのがよいでしょう。私は荻原歯科医院という歯医者さんが好きです♪

諦めて歯医者さんにいくしかありませんあきらめて歯医者さんにいくしかないのでしょうか。

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